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認知症

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認知症について

「心配しているよりもまずは相談」

急速に進む高齢化社会で今後大きな問題となるのが「認知症」です。
 
家族の誰かがが認知症を患ったとき、家族の負担は大きくなります。
残念ながら今の医学では認知症を治す事も、完全に予防する事も出来ません。
ただし、認知症をその前段階であるMCI(軽度認知障害)で見つける事が出来れば、少しは認知症への移行を遅らす事が出来る可能性があります。
また、家族の目が届く事で不測の事態を防ぐ事も可能です。
茨木市では認知症早期発見に積極的に取り組んでいます。
 
当院でも認知症の簡易検査を実施し、必要な場合は、専門医療機関に紹介しています。
 
どうしようと心配しているよりも、一度ご相談ください。

「認知症」と単なる「物忘れ」の違いは?

症状の違いを理解し、認知症の兆候を見逃さないようにしましょう。

認知症のもの忘れ 単なるもの忘れ
体験のすべてを忘れる
食事の後、食べたことを忘れる。
体験の一部を忘れる
何を食べたかを忘れることがある。
忘れた自覚がない
忘れていることを理解できない。
忘れた自覚がある
忘れていたことを自分で気が付く。
親しい人、よく行く場所がわからない
家族のこと、自宅の場所がわからなくなる。
親しい人、よく行く場所は忘れない
家族や自宅の場所を忘れることはない。
性格が変わる
怒りっぽくなったり、頑固になったりする。
性格は変わらない
性格や態度に変化はない。 
今いる場所、時間がわからなくなる
自分の居場所、昼夜の区別がわからなくなる。
自分のいる場所や時間がわかる
自分の居場所や昼夜はわかる。
    

                

認知症予防のすすめ

厚生労働省の推計によると、65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は15%で、認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)を含めると4人に1人が認知症とその“予備軍”という計算となっています。
健康な脳を保つ秘訣は「健康な身体づくり」と「脳を使う生活」です。
 
 

認知症予防のための生活ポイント

人に頼らない生活を

お金の管理や身のまわりのことは、自分でやるようにしましょう。
 
  魚を食べる生活を

青魚に含まれるDHAやEPAという成分は、脳の血流をよくし、動脈硬化を防ぐといわれています。積極的に食べましょう。
 
 
人づき合いを大切に

人と交流すると脳が活発に働き
ます。
家族や友人と会話を絶やさない毎日を過ごしましょう。
 
  野菜や果実をたっぷりと

ビタミンC、E、ベータカロテンなどの抗酸化物は、アルツハイマー型の認知症予防に効果があるといわれます。
 
 
短い昼寝と運動を

短い昼寝(午後1時~3時の間で30分程度)と夕方の運動は睡眠のリズムを整え、脳の健康に役立ちます。

ウォーキングなどの有酸素運動は脳の血流をよくします。
 
  趣味をもとう

自分の好きなことの中で少し難易度が高いことに挑戦しましょう。

常に新しいことに挑戦する気持ちが脳の機能を高めます。
 
 

認知症の人と接するときは

「認知症の本人には自覚がない」という考えは大きな間違いです。
最初に症状に気づき、少しずつ変わっていく自分の姿に、誰よりも不安を感じ、苦しむのは本人です。
認知症の人に接するときは次のことを心がけてください。
 

対応の基本姿勢~3つの「ない」~

◎驚かせない

◎急がせない

◎自尊心を傷つけない

 

具体的な対応の7つのポイント

◎まずは見守る

◎余裕をもって対応する

◎声をかけるときは1人で

◎後ろから声をかけない

◎相手に目線を合わせてやさしい口調で

◎おだやかに、はっきりした口調で

◎相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する